【Q&A①】実際に頂いたご質問を紹介します

Q. ハイドロキノンにかぶれてしまう方に、 アルブチンをおすすめすることは可能ですか?

A. 可能です。

アルブチンはハイドロキノンに比べてアレルギー性が低い成分ですので、おすすめすることは可能です。

ただし、アルブチンによる接触性皮膚炎の報告もございますので、気になる方は少なめの量からお使いいただくようご提案ください。

◾️アルブチンには2種類あります。

市場にはα-アルブチンとβ-アルブチンという2種類のアルブチンがあり、ブライセル(B クリーム /C エッセンス)では、より機能性の高いα-アルブチンを配合しています。α-アルブチンはβ-アルブチンに比べて約 10 倍程度のメラニン抑制効果が期待できると言われています。

◾️アルブチンはハイドロキノン誘導体

α- アルブチンは、ハイドロキノンとグルコース(糖)がα結合したハイドロキノン誘導体です。そこで気になるのが、アレルギー性についてですが、以下の理由からハイドロキノンに比べアレルギー性が低いということがわかっています。

理由① α-アルブチンと同様の構造を持つβ- アルブチンにおいて、皮膚に作用するメカニズムはアルブチン自身によるものであり、皮膚に浸透する際に分解・代謝を通じてグルコースから遊離したハイドロキノンによるものではないことが明らかにされているため、 α-アルブチンにおいても同様の作用メカニズムであると考えられます。

理由② アルブチンは、ハイドロキノンに構造が似ていますが、ハイドロキノンよりも酸化しにくいという特徴があります。そのため、アルブチンはハイドロキノンに比べて、皮膚の刺激症状が出にくいと言われています。これは、ハイドロキノンに糖が付加することで細胞毒性が大きく低下したためであると考えられています。