当社のジェルは拭き取り不要な設計のため、肌なじみの良い処方を心がけました。
そのため、ご指摘のとおり、従来のジェルと比較してやや緩やかで乾きやすい性質がございます。
快適にご使用いただくために、以下の点にご留意ください。

・小さい範囲から始める: 使い始めは小さい範囲から（例えば、脱毛であれば腋窩から）始めて、慣れてきたら徐々に範囲を広めることをおすすめします。

・ブロックごとに塗布・照射: ハンドピースの快適な滑りを保つには、一度に広範囲にジェルを塗るのではなく、施術範囲をいくつかの小さなブロックに分けてください。
ブロックごとにジェルを塗布し、ハンドピースでジェルを伸ばしながら照射するとスムーズです。

・滑りの確認: ジェルを塗布しハンドピースで伸ばす際に滑りが悪いと感じる部分は、ジェルが行き届いていない可能性があります。
照射を開始する前に、照射範囲全体でハンドピースがスムーズに滑ることを必ず確認してください。

・必要に応じて追加塗布: 施術中に滑りが悪くなったと感じた場合は、無理に照射を続けず、ジェルを少量塗り足し、ハンドピースで均一に伸ばしてから施術を再開してください。
より詳しい使用方法は、ぜひ関連動画をご参照ください。

2種類のジェルは、それぞれ異なる施術に最適化されています。

・DRA-Pジェル: 蓄熱式脱毛レーザー専用のジェルです。竹炭で黒く着色されており、色白の方やブロンドヘアの方の脱毛において、蓄熱効果を高めることに特化しています。最近では、肌の色を問わず、脱毛困難部位や硬毛化好発部位への使用も増えています。DRA-Pジェルは、ショット式脱毛レーザーやIPLなどにはご使用いただけません。

・DRA-Cジェル: 蓄熱式脱毛レーザーをはじめ、IPLやジェルを必要とするその他の美容施術など幅広くお使いいただけます。

DRA-Cジェルであればご使用いただけます。
ジェルを使用することで、乾燥肌の方への肌刺激を和らげる効果や、レーザー照射時に発生するレーザープルーム（煙やにおい）を軽減する効果が期待できます。
ただし、ショット式脱毛レーザーにおいては、あくまでも保湿を主な目的としてジェルを使用しますので、ごく少量を肌にやさしくなじませて照射してください。塗布量が多すぎると、照射時にジェルが飛び散る可能性がございますのでご注意ください。

施術中にジェルが乾いた際に手軽に塗り足せるよう、手のひらサイズのポンプ式ボトルや、ロック機能付きのシリンジなどが便利です。

あくまでも目安ですが、従来の拭き取りが必要なジェルに比べ、およそ3分の1の量で十分です。多くのお客様から「少量でもよく伸びて使いやすい」とのお声をいただいております。使用量は照射範囲に応じて適宜調整してください。 適量のジェルであれば、施術後はそのまま肌になじませていただき、拭き取りは不要です。ジェル量が多い場合は、軽くティッシュを押し当てて余分なジェルを取り除き、その後手でやさしくなじませてください。ティッシュで擦らないようご注意ください。

本製品に麻酔成分は含まれておりません。
疼痛軽減は以下のメカニズムによるものです。

・熱の吸収・拡散: ジェルの水分が照射によって発生する熱を吸収・拡散することで、肌表面の急激な温度上昇が抑えられ、熱による痛覚神経への刺激が緩和されます。

・光の乱反射抑制: 皮膚表面に存在する微細な凹凸や産毛などによってできるハンドピースのヘッドと皮膚の間の隙間をジェルが埋めることで、光の乱反射が減少します。これにより、皮膚表面で無駄に散乱して熱に変わることが防げるため、周辺の皮膚への熱ダメージも最小限に抑えられ、結果として痛みが軽減されます。

なるべく省スペースで保管できるよう、コンパクトな段ボール箱でお届けします。1箱にジェルが6包入っております。（箱のサイズ：長さ32cm×幅23cm×高さ29.5cm）